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ギルドを解散することに決めた記録

12/29 熱がありそうなときに熱を測ってはいけないアレ

数日前、仕事納めだった。

私はものすごく小規模な会社で働いており、毎年、社長と個人面談をする。

今年は自分にとって、結構変化の多い1年だった。

 

主力で動いていた先輩が今年の年明けから産休育休に入り、私が全体を回す立ち位置になった。

そして社長の出張が増え、私がしっかりしないと流れが止まるという危機感を常に抱きながら仕事をしていた。

もちろんそこまで抱え込む必要はないのだろうが、特別要領が良いわけでも経験豊富なわけでもなく「サポートが得意なだけの人間」の私には、十分すぎるほどの重荷だった。

 

これまでの主力選手ありきの環境から、「いつ誰が急に休んでもとりあえず回る、状況が把握できる環境」にシフトチェンジさせていった。

というのも、私自身が全体像がおおよそ見えていないと動けないタイプの人間だったから、ということと、働く人間が私を含め、子供のことや親のことで急に休まざるを得ない世代ばかりだったから。

これをやりながら、自分の仕事もして、そして確認を求める声が出るたびに手を止める。

自分が自覚する以上に、ストレスの多い1年だった。

 

結果的に環境は整い、また来年前半ももう少しそこに力を入れて、より全体的に足並みを揃えて共有を大切にできるようにしていこう、と実を結べたのでとても良かった。

ただ、仕事納めをした後に、ふと無意識に張り詰めていたものが途切れてしまい、急に無気力になった。

タイトルの、熱がありそうな時に熱を測ってしまい、体温を自覚したら急にしんどくなる…というアレ。謎の疲れがドッと押し寄せて来て、メンタル的にも少々やばかったように思う。

 

よくこの状況を自覚せずに、仕事をし、育児をし、家事はまぁアレにしてもゲームも本気でやり…そりゃまぁ疲れや限界も来るわな…と、何だか妙に納得してしまった。

その中でまた息子の件でアレコレと動くのに、追い込み消耗したのだが、1日半くらいダラダラしてやっと回復の兆しが見えてきた。

 

ギルド解散と衝動的に決めた部分もあった気がするが、これで良かったのだと思えた。

一時的に忙しくなるわけではなく、これから長期的に環境の変化が大きくなる中で、崩れる前に見極めができたのは、我ながら最良の選択だった。