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ギルドを解散することに決めた記録

1/26 本日解散

なんだかんだで、解散の日がきた。

今日の日付が変わる瞬間で、ギルドとしては4年半、私のギルマス歴としては1年に終止符を打つ。

 

今日の戦闘イベントのために、懐かしい顔が何人か集まってくれた。そして、想定していたよりも多くの人が最後まで残ってくれた。

もう最後は灯火のように数人で過ごすのかと思っていたから、本当に嬉しい。

 

何度も、これで良かったのかと考えた。

もちろんこれ以上頑張れはしないと解っていたから、今更どうこうはできないのだが。

でも、非常時に備えて意識がしっかりしてるうちに終活をしておきたかったり、重要な書類はまとめて「これさえ見ればどうにかできる」としておきたい、みたいなタイプの私にとっては、

結局これ以外に無かったのだろうと思う。

 

もう、仲間の旅立ちを、引き留めたい気持ちに蓋をしながら笑顔で見送り続けることにも疲れていた。

みんなで一斉に、卒業式のように新しい場所に出発できるなら、それがいい。私の罪悪感の問題だ、ずるい人間である。

 

形あるものはいつか終わるし、何ならこのゲームですらサービス終了がくればそこで終わりだ。

「推しは推せる時に推せ」ともいう。

私も好きなグループの突然の「大切なお知らせ」にショックを受けた経験があるが、それを人にやる側になるとは思いもしてなかった。

 

それでも、やり切った。

たくさんの温かい言葉やねぎらいのメールをもらい、それが私のやってきた事なのだと思えた。

最終日、しっかり楽しんで、しっかり感謝を伝えて、そして私も旅立とうと思う。